開発^3

Web開発、宇宙開発、ゲーム開発の3種類についてつらつらと

Amazon EC2/S3/etc.の無料サービスに登録してみた

Amazonが11月1日から機能限定での無料サービスを始めたので、遅ればせながら試しに登録してみた。

参考:Amazon EC2、1年間限定でフリーミアムサービスを開始。日本でも利用可能

AWSアカウントを登録

1. 公式ページ(http://aws.amazon.com/free/)のSign Up Nowボタンから登録ページへ
2. メールアドレス、氏名、パスワード、住所、国、電話番号辺りを登録
注意:郵便番号にハイフンが無い場合、Invalid Addressといわれて受け付けられない
3. 登録完了

EC2の利用申請

EC2のページ(http://aws.amazon.com/jp/ec2/)からAmazon EC2の利用を申し込む
Free tier for new AWS customersとして条件が書かれていたり

アジア地域の場合はMicroInstanceで0.025$/hour。
普通に使った場合はこんな感じ

  • Amazon EC2 Linux/Unix Micro Instance
    • 0.025($) * 80(円/$) * 24(時間) * 31(日) = 1488円ぐらい
  • Elastic Load Balancing
    • 0.028($) * 80(円/$) * 24(時間) * 31(日) = 1666円ぐらい
    • 0.008($) * 80(円/$) * 15(GB) = 9.6円ぐらい
  • Amazon Elastic Block Storage(EBS)
    • 0.11($) * 80(円/$) * 10(GB) = 88円ぐらい
    • 0.11($) * 80(円/$) * 1(million IOs) = 8.8円ぐらい
    • 0.15($) * 80(円/$) * 1(GBSnapshot) = 12円ぐらい
    • 0.01($) * 80(円/$) * 1(x1000 PUT)= 0.8円ぐらい
    • 0.01($) * 80(円/$) * 1(x10000 GET)= 0.8円ぐらい

後半すごく細かいが、合計すると3274円ぐらいか。といってもぎりぎりまで使った場合だけど。
他にも5GBまでのS3が無料だったり、色々とお得な様子。


MicroInstanceの範囲であればインスタンス代は無料なわけで、掛かるとしたらデータ転送料ぐらいか。
15GBまでは無料。それを超えると1GBに付き12円ぐらいなので100GBで1200円。
まぁ、まずは帯域を使うようなサービスを作らないと意味が無い計算だなぁ。


と、説明を見たらクレジットカード番号を入力して次ページへ。


電話番号を入力するとPINが表示され、同時に電話が掛かってきます。
当然のように英語の自動音声が流れますが気にせず携帯からPINを入力。
承認されるとWebページが自動的に切り替わります。フィードバックはえぇ。


次ページに進むと、再度色々なサービスの値段が表示される。とりあえず無視してComplete Sign Up

AWS Managing Console

WebベースでEC2のインスタンスを管理できるっぽい。

  1. まずはRegionをASIAに切り替え。
  2. Service HealthがAPAC - Singaporeになっているのを確認してLaunch Instance。
  3. Community AMIsを見るとUbuntuやらCentOSやら見えるけど、とりあえずはQuick Startで32bit Amazon Linux AMIを起動してみる
  4. Instance数は1個、Instance TypeからMicroを選択してLaunch Instances
  5. Advanced Instance OptionsでkernelやらRAMディスクやら選べるみたいだけどとりあえずそのままContinue
  6. Tag付けも別に不要なのでそのままContinue
  7. 鍵の作成。名前を入れると秘密鍵を生成してダウンロードしてくれる。同時にインスタンスのauthorized_keysに追加されてるのかな。
  8. SecurityGroupの作成。後で変えれば良いのでSSHだけ許可
  9. 設定内容が表示されるので確認してLaunch

10秒とかからずインスタンスが立ち上がる。
とりあえずCloseでウィンドウを閉じて見に行ってみる。


左メニューのInstancesから一覧を表示すると今作ったインスタンスが動いている。
Instance ActionからConnectを選ぶとSSHでの接続方法が表示される。

後は適当にいじってみる

Puttyの場合、先にキーの変換をしないとなのでputtygen.exeを起動して変換
ppkファイルが出来たので説明にしたがって接続・・・
rootユーザじゃなくてec2-userでログインしてね。と切断された。・・・なぜWebの説明でrootユーザにしたし。


気を取り直してec2-userで再挑戦するとログイン成功。
アスキーアートでエンボス加工されたEC2の3文字が。目を細めると良く見える。

・とりあえずuname

[ec2-user@ip-10-130-59-18 ~]$ uname -a
Linux ip-10-130-59-18 2.6.34.7-56.40.amzn1.i686 #1 SMP Fri Oct 22 18:48:33 UTC 2010 i686 i686 i386 GNU/Linux

・sudo権限もある

[ec2-user@ip-10-130-59-18 ~]$ sudo echo "hoge"
hoge

iptablesはからだった。てことはSecurityGroupでのSSH許可はインスタンスより上のレベルで制御されてるのか。


・ディスクは9Gぐらい空きあるけど、永続データはS3におくべきなんだっけ?
試しにファイルを作って再起動したら普通に残っていた。まぁ、プログラムとか毎回消えたらdeploy面倒だよね。


VIMは7.0.237だった。
.vimrcは全くなかったのでいつものをコピペ。
でもよくあることでambiwidth=doubleにしていても記号がおかしかったり。しょぼん。