開発^3

Web開発、宇宙開発、ゲーム開発の3種類についてつらつらと

スペースシャトル(STS-127)打ち上げ

今週末に国際宇宙ステーションに向けてスペースシャトルが打ち上げられます。
今回の積荷は日本の実験モジュール「きぼう」の最後のパーツ、「船外実験プラットフォーム」「船外パレット」
STS-123, STS-124で運ばれ、既に使われている「船内保管室」、「船内実験室」と組み合わせることで「きぼう」の完成となります。


また三ヶ月前から宇宙に滞在している若田宇宙飛行士も今回の便で帰還となります。
今回は既に軌道上に居る6人に7人が加わって13人の大所帯。ウェルカムも賑やかになりそうです。


打ち上げ中継は例によってNASA TVにて。
今回は日本人にとってはものすごく見やすい時間帯なので、ちょっと見てみるはいかがでしょ。


打ち上げ時間(日本時間):6月13日(土) 20時17分(配管からの水素漏れにより延期となりました)
打ち上げ時間(アメリカ東部時間):6月13日(土) 7時17分(今回は夏時間なので13時間差です)
打ち上げ場所:ケネディー宇宙センター 39A 発射台
オービター:エンデバー
積荷:船外実験プラットフォーム(JEM-EF)、船外パレット(JEM-ES)、曝露機器輸送用キャリア(ICC)
帰還予定(日本時間):6月30日(火) 1時16分

NASA STS-127 Presskit(英語)
JAXA STS-127 Presskit(日本語)

NASA TV


2009/06/13追記:
配管からの水素漏れにより最低4日間、延期とのことです。
また6月17日(水)にはアメリカの月探査衛星Lunar Reconnaissance Orbiter(LRO)の打ち上げが予定されており、これと被ってしまう為さらに延期される可能性もあるとのこと。
ISSとの軌道の関係上、6月20日までに打ち上げられないと次のチャンスは7月11日だそうで、これまた切羽詰った運用を迫られそうです。
上げるのか、待つのか・・・シャトルの引退が無ければ待つ選択肢も取りやすいんでしょうが・・・
via lizard-tail studio